本日の日経新聞に「合同会社の設立3割増」と題する記事が掲載されていました。それによると
2011年に設立された合同会社は、
約9,200社(株式会社などからの移行も含む)前年比27%増。
直近のデータである12年1月は、前年同月比30%増の858社に達したとの
こと。(法人設立全体の11.6%を占めています。)
増加の要因としては、柔軟な組織運営が可能なことに加え、設立・維持コストの安いことが挙げられます。
例えば、設立時の登録免許税は
株式会社→資本金の額の7/1,000(最低税額15万円)
合同会社→6万円
まだまだ一般の方にはなじみの薄い‘合同会社’。
「2012年は1万件を超えるとの見方も出ている」とのことですから、徐々に認知度は高まってくることでしょう。
安定した売上・利益(あるいはさらなる成長)が見込まれる場合、個人事業として行うよりも法人化した方が税制面等のメリットを享受できます。(当然デメリットもありますが・・・・)
フリーランスの方などが法人化を検討するのであれば、会社形態の選択肢に‘合同会社’を加えることをお勧めします。