厚生労働省が「職場のパワハラに関する実態調査」の報告書を公表しました。
<パワーハラスメントの発生状況>
実際に過去3年間にパワハラに関する相談を1件以上受けたことがある企業は回答企業全体の45.2%。
実際にパワハラに該当する事案のあった企業は回答企業全体の32.0%。
一方、従業員に関しては、過去3年間にパワハラを受けたことがあると回答した者は回答者全体の25.3%。
また、パワーハラスメントが発生している職場に共通する特徴として、次のようなことが挙げられています。
①「上司と部下のコミュニケーションが少ない職場」(51.1%)
②「正社員や正社員以外など様々な立場の従業員が一緒に働いている
職場」(21.9%)
③「残業が多い/休みが取り難い」(19.9%)
④「失敗が許されない/失敗への許容度が低い」(19.8%)
報告書の詳細は→【厚生労働省HP】
(②を除けば、社員のモチベーションが低かったり、社内に活気がない企
業の特徴とも共通するのでは・・・・・)
パワハラ問題で難しいのは、
個々人でパワハラと感じるか否かが異なるということ!
(古い‘常識’にとらわれているとアウトとなることもありますよ)
就業規則等で会社のルールを定めるだけでなく、定期的な研修を実施するなど意識付けも必要です。