私たち社会保険労務士が関与する助成金・奨励金は、雇用保険料を財源とする「厚生労働省」管轄のものが中心です。その他に“補助金”等の名称で経済産業省や中小企業庁が所管となるもの、都道府県や市町村が独自に行っているものもありますね。
これら助成金・奨励金、補助金と称するものの多くは、“予算”に基づいて行われ、予定に達したらその時点で打ち切りとなってしまうものが少なくありません。
弊所は、行政書士業務も行っているので、法人設立等の起業支援に付随して、起業に係る助成金のご相談もよく頂だいします。
先日も起業のご相談で、
●経産省の「地域需要創造型等起業・創業促進補助金」、
(経済産業省から補助金を受け、独立行政法人中小企業基盤整備機構との委託に基づき都道府県毎に設けられる事務局が実施→北海道は(公財)北海道中小企業総合支援センター)
●厚労省の「地域雇用開発奨励金」
を紹介。
でも、「地域需要創造型等起業・創業促進補助金」は6/28が募集の締め切り。事業の骨格がまだ煮詰まっていないようなので、今回は見送り。
「若者チャレンジ奨励金」(35歳未満の非正規雇用の若者を、自社の正社員として雇用することを前提に、自社内での実習(OJT)と座学(Off-JT)を組み合わせた訓練(若者チャレンジ訓練)を実施する事業主の方に奨励金を支給)も受付を終了した地域が続々と出てきています。
助成金等を受給できるかは、タイミングもありますね!
【ご参考】