北海道労働局から道内分の昨年9月に実施した若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組結果が公表されていました(公表は、昨年12/17付 アップするのを失念しておりました)。
<監督指導実施結果>
■監督指導実施件数197件に対し、違反事業場数は151件(違反率77%)
■違反業種上位:製造業(53件)、商業(38件)、保健衛生業(29件)
■違反項目上位:法定労働時間(87件)、時間外労働割増賃金(53件)、
労働条件明示(33件)
■1か月の時間外・休日労働時間上位:45時間以下(99件)、
45時間超80時間以下(42件)100時間超(25件)
<9/1の無料電話相談状況>
■電話相談件数:70件
■相談者内訳:本人(47人)、家族(15人)
■相談内容上位:賃金不払残業(35件)、長時間・過重労働(33件)、
パワハラ(15件)
‘確信犯’はさておき、意図せず(知らずに)違反となってしまうこともあるもの(知らなかったでは済まされないこともあります)。
そうならないために労務に関する必要な知識・情報を得ていたいものです。
弊所では、「相談のみ」の顧問サービスもご提供しています。
(社会保険の手続等は自社で対応できるけど、法令等の知識は?という企業さんにご利用いただいています。)