トライアル雇用で採用リスク軽減

「中途採用してもなかなか、長続きしない=定着しない」とお嘆きの中小・零細企業は多いですね。

 

 要因はいくつかありますが、その代表的なものが“ミスマッチ”

企業側:

 「採用してみたら、企業が求める人材とかけ離れていた」

  (この場合、辞めないことも多い)

◆採用された側:

 「実際に採用されて働いてみたら、思い描いていたイメージと異なった」

  (この場合、許容範囲を超えると離職に傾く)

 

 “ミスマッチ”も限度を超えると企業側、採用される側、双方にとって決して好ましいことではありません。

 

そこで、活用したい一つの手段が『トライアル雇用』

 最初は、3か月程度の期間を設けて採用(有期雇用)とし、実際に働いていただいたうえで、双方の合意があれば、正式に採用(正社員 or 無期雇用)するというもの。

 

 一定の要件に該当する方を採用すれば、国から『トライアル雇用奨励金』が支給されることもあります(最大12万円)。

 

 厚労省管轄の助成金(奨励金)ですから、雇用保険の適用事業主であることや“労働関係の帳簿”が整備されていることも必要になります。

 

 中小・零細企業では、“労働関係の帳簿”が整備されていないケースも多いのですが、 弊所では、“労働関係の帳簿”や雇用契約書・労働条件通知書等に不備がないか等もアドバイスさせていただいております。

助成金申請をキッカケに労務管理体制が改善・強化につながることも・・・