政府の成長戦略の柱として打ち出された「女性の活用」。2020年までに女性管理職比率を30%以上とする目標が掲げられています。
女性人材活用に取り組む中小企業の比率は大企業に比べて小さく、企業によるバラツキも大きいようです(女性の活用、両立支援を積極的に進めている企業がある一方で取り組みが遅れている企業も少なからず存在)。
御社はどうですか?、管理職にしたい女性はいませんか?
もし、YESなら「ポジティブ・アクション能力アップ助成金」を活用しませんか?(今年度新設された助成金です。)
<助成額>
中小企業の場合で1企業当たり30万円(1企業で1回限り)。
(大企業15万円)
<主な要件>
1.「女性の職域拡大」又は「女性の管理職登用等」に関し、ポジティブ・
アクション(女性の活躍推進)に関する数値目標を定めていること。
2.「ポジティブ・アクション情報ポータルサイト」内の「ポジティブ・ア
クション応援サイト」等に、数値目標を掲載していること。
3.2の数値目標を掲載後、平成26年4月1日以降に「女性の職域拡大」
又は「女性の管理職登用等」に必要とされる能力を付与するため等の研
修を30時間以上実施すること。
4.数値目標について、サイト又はコーナーへの当該目標の掲載日から6か
月経過後3年以内に達成され、さらに支給申請日までその状態が継続さ
れていること。
5.4の数値目標を達成するに当たり、女性労働者のうち少なくとも1名は
上記3のポジティブ・アクション研修に参加していたこと。
女性管理職を増やすには、
会社としてのコミットメント、男性の経営層・管理職層の意識改革、管理職へのキャリアパスの明示、人材育成を計画的に進める必要があります。その意味で研修は有効!
例えば、管理職向けに女性社員の育て方を教える研修、女性を対象としたキャリア意識向上の研修など。
この助成金は、これら研修を行って、目標(女性管理職比率を○○年までに△△%等)を達成した場合に支給されます。額は大きくありませんが、そもそも研修は必要ですよね!
弊所では、研修計画の立案から助成金申請までサポートします!