もう少しで新年度ですね。
中小企業でも、新年度には新たな目標を設定したり、社員に付与する企業も多いことと思います。
目標と「人事考課制度」をリンクさせて運用するなどということも当たり前になってきました。
弊所でも「人事考課制度」導入のコンサルティングをさせていただくことも多いのですが、“数値目標”のみに終始しているケースがまだ多いのは残念です。
それはさておき、とある顧問先企業の来年度の定性的な目標の一つが「(社内の認識の)“ギャップ”を埋める」
経営者と幹部、幹部と管理職、管理職と一般社員、そしてパートさん等。
職場では、様々な職位(職層)の人が集まって一つの会社・組織を構成します が、個々の認識にギャップがあるのが通例。「言わなくてもわかるはずだ」、
「社員も理解しているはずだ」、「本人はできているつもり」
⇒でも、実際は・・・・・???
上司が求める部下像と社員の認識の不一致(社員はそう思っていない)はよくあること。
全社一丸をお題目にするのではなく、お互いを理解することから初めて、会社をさらに活性化させようとの趣旨です。
こういった取り組みが長期的には人材の成長、企業業績に跳ね返ってくるものです。