厚生労働省と文部科学省が連携し、学生アルバイトの多い業界団体(学習塾・コンビニ・飲食店等)に対し、労働条件の確保について労働基準関係法令の遵守のほか、シフト設定などの課題解決に向けた自主的な点検の実施を要請しました。
「大学生等に対するアルバイトに関する意識等調査」では
◆労働条件の明示が適切になされなかった
◆準備や片付けの時間に賃金が支払われなかった
◆採用時に合意した以上のシフトを入れられた
◆試験期間にシフトを入れられた
などの声が寄せられています。
要請の主な内容は
1.労働契約の締結の際の労働条件の明示、賃金の適正な支払い、休憩時間の付
与などの労働基準関係法令を遵守すること
2.学生の本分である学業とアルバイトの適切な両立のためのシフト設定などの
課題へ配慮すること
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少し観点は違いますが、
先月は、ラオックスが留学生に法定の基準を超えて長時間労働をさせたとして入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで書類送検されています。
本件についてラオックスは「事態を重く受け止め、再発防止の策を講じていく」としています。