予算の成立を受けて、新たなコースの新設、コースの整理統合、支給額の見直しなどが行われました。
新設のものとしては、
60歳以上の高齢者の起業を後押しする「生涯現役起業支援助成金」
“1億総活躍社会”関連ですね!
主にサラリーマンを対象としたもので、退職後のセカンドライフに仕事の経験を生かして起業するシニア層を増やし、高齢者の生きがいづくりや雇用などにつなげるといいます。
①60歳以上で起業⇒雇用創出費(※)の2/3(上限200万円)
②40~59歳で起業⇒雇用創出費(※)の1/2(上限150万円)
いずれも60歳以上を2人雇うか、40歳以上を3人雇うことが条件。
※雇用を創出するのにかかった費用(カテゴリーごとに上限額が設定)
人件費は助成金の対象になりません。
<雇用創出費の例>
◆人材紹介会社への紹介料、求人サイト、求人情報誌の広告費
◆募集・採用のためのパンフレット、
◆面接会・説明会の会場費・交通費・宿泊費など実費、
◆就業規則などの作成委託費、
◆訓練・研修費等
また、見直しが行われた助成金も多いので、個別の内容については、別途、ピックアップしてお伝えていきます。