06日 11月 2020

非正規格差訴訟

　最高裁判決が出そろいました。

一時、最高裁のサーバーがダウンするほど注目された判決です。

以下、判例全文のリンクです。

Ｒ２．10/15

（日本郵便（大阪）事件／年末年始勤務手当・年始期間の祝日給・扶養手当／大阪高裁の上告審）

（日本郵便（東京）事件／有給の病気休暇／東京高裁の上告審）

（日本郵便（佐賀）事件／夏期冬期休暇／福岡高裁の上告審）

Ｒ２．10/13

（大阪医科（薬科）大学事件／賞与／大阪高裁の上告審）

（メトロコマース事件／退職金／東京高裁の上告審）

また、10/28には名古屋地裁で定年後再雇用者の基本給減額の是非についての判決が出ました。

以下、日経新聞からの引用

「同じ仕事なのに基本給が定年前の6割を下回るのは不合理な待遇格差に当たると認め、名古屋自動車学校（名古屋市）に未払い賃金分の支払いを命じた。高齢者雇用が推進される中、他企業の賃金制度に影響を与える可能性がある。再雇用者の基本給について、企業に正社員との格差是正を求める判決は全国初。」

「同一労働同一賃金」

⇒正社員と非正規雇用労働者との間の不合理な待遇差の禁止！

中小企業においても「パートタイム・有期雇用労働法」は、来年2021年4月1日から適用されます。

同一労働同一賃金の対応のご相談等は、遠慮なく弊所まで！

カテゴリ： 2020年

＜セミナー等のご案内＞